2015.6

観た映画

山田勇男アンモナイトのささやきを聞いた』(6/4)

岩井俊二花とアリス』(6/6)

ウェイン・ワン『SMOKE』(6/13)

 

読んだ本

村上春樹ダンス・ダンス・ダンス 上』(6/2)

村上春樹ダンス・ダンス・ダンス 下』(6/3)

村上春樹アフターダーク』(6/5)

J・D・サリンジャーライ麦畑でつかまえて』(6/9)

山崎ナオコーラ人のセックスを笑うな』(6/11)

村上春樹世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 上』(6/14)

村上春樹世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 下』(6/18)

山崎ナオコーラ『可愛い世の中』(6/19)

吉本ばなな『アムリタ 上』(6/20)

 吉本はなな『アムリタ 下』(6/23)

江國香織『がらくた』(6/30)

 

観た展覧会

高松次郎 制作の軌跡 @国立国際美術館(6/2)

 

その他

第54回 同立交歓演奏会 @京都コンサートホール

never young beach 『YASHINOKI HOUSE』リリースツアー @二条nano

 

どうやら映画は月に3本観るのが限界みたいです。キャパの狭さよ。『SMOKE』はポール・オースターが脚本を手がけた映画だったけどびっくりした。なんだよオースター明るい良い話も書けるのかよ。何も知らないで観てもいい話だねって思えるけど、彼が書く話のパターンというか要素というかを掴んでいたら、そうそうオースターってこんなだよねってより楽しめる作品だと思います。一粒で二度美味しい。


ひとつ採用試験を受けてみたり、4月5月と比べて友達と飲みに行く機会が増えたりでなんだかんだで街に出歩くようになった。極めつけは久しぶりにライブに行ったこと。never young beachのアルバムを買って、観に行きたいなあと思ってひとりで行きました。DJの人もみんな上手いし、一緒に出てたD.A.Nやand summer clubもかっこいいし、never young beachは言うまでもないし、なぜか1ドリンク込みで1000円だしで本当に楽しかった…。月1で開催してるイベントの一環だったからすんごい安かったのを後になって知った。帰りがけにそれについて調べてたら、7月は1年くらい前からずっとサンクラでこそこそ聞いてたトラックメーカーの人がゲストDJとして来ることになってたので、来月もひとりで行っちゃおうと決めました。

 

高松次郎の展覧会に行けたのも大きかったと思う。何者なのか知ってるようで知らない人の、初期〜晩年の作品を一気に観られたのが嬉しかった。作風がころころ変わっているようにみえるけど、実はどの年代のものも等しく高松氏の性格がキッチリ表れていて、視覚情報は新しくなっていくけど脳味噌に入る情報は一貫していて面白かった。本人は東京生まれサブカル育ち、シティーボーイは大体友達って感じの人で、「汗とかかかなさそう」「鼻筋綺麗だよね」とかどうでもいいこと話しながら友達と観られたのも楽しかった。ひとつ心残りがあるとすれば、春に東京国立近代美術館でやってた高松次郎ミステリーズ展のほうもちゃんと観ておけばよかったなと。国立規模の美術館で、同じ作家の個展を同じ年に、まったく違う趣旨でやるってそうそうないことなのに行かなかったのは、惜しいことしちゃったなあってちょっと後悔した。